パブリックとプライベート　２面性のある住空間

マンションリノベーション 　専有面積124.61㎡

コンクリート壁により大きく二つに区切られた物件特性を生かして、

パブリック（来客、在宅仕事等）エリアとプライベート(料理、くつろぎ等)エリアを分割した空間を設計させて頂きました。

プライベート空間は彩度を落として、家具による配色アクセントを効果的に。

今後どのような家具が配置されても合わせやすい包容力のある設えに。

間接照明のなど照明器具は黒で空間を引き締めております。

黒色が短調にならないよう艶感を利用しメリハリをつけて上品な設えに。

天井高さ　2280mm 　梁下高さ　1800mm

計画平面図

プライベートエリア

濃紺の棚板と真鍮棚受け

コンクリート現し面は新たなモルタルならしを施して繊細な表情にしております。

パブリックエリア　

お酒を楽しむバーカウンター

エタノール暖炉を組み込んだクローク

ガラスとスチールの造作デスク※オリジナルデザイン

スチール４枚引き戸で緩やかに空間を仕切る

玄関、エントランス

靴を履いてフィッティングできるよう、収納扉を総ミラー仕上げに。

空間を広く見せる効果もあり。

 

撮影：影山優樹